からころステーションは、石巻周辺地域にお住いの方々や、仕事をしている方々のこころのケアを中心にした健康相談などの活動を行っております。からころとは「からだ」と「こころ」の意味があり、「ステーション」には石巻駅前にあるということと、みなさんに気軽に足をとめてほしいという意味を込めています。からころステーションは、石巻市と宮城県からの委託事業で運営しています。訪問や相談などはすべて無料となっています。
・石巻市、女川町、東松島市にお住いの方やエリア内でお仕事をされている方を対象としております。
・来所していただいて、相談をお受けしております。
・訪問(アウトリーチ)活動によって積極的に働きかける支援を行っております。
・フリーダイヤルでの電話相談もお受けしております。
・からころん・カフェ(定点型):公共施設や公営住宅の集会所などで行う住民向けのこころの健康相談会を開いています。住民の方々とお茶のみをしながら、血圧測定やメンタルチェックアンケートを行い、さらにはストレスケアや睡眠障害などに関するミニ講話など、こころの健康に関する啓発的な活動を行っています。また、それぞれの地域へ出張する「からころ・カフェ」も行なっています。
・ハローワークでの相談会:毎週ハローワークの入り口付近に相談スペースを設け、血圧測定などを行いながらお話を伺い、こころの健康に関する相談会を行っています。また、個別にて医師や臨床心理士による個別面接も同時に行っております。気軽に相談できる場と、しっかりと相談する場の両方を用意しております。
・スキルアップセミナー:からころステーションでは毎月一回、支援者のスキルアップに向けた講演会と住民のこころの健康に向けた講演会を行っており、毎回多くの方々にご来場いただいております。講師は医師や臨床心理士などに限らず、当事者の方々にもお話をいただくこともあります。様々なテーマを組み合わせながら継続して行っていきたいと思います。
これまで扱ったテーマ・・・うつ、不眠症、精神疾患、こどものこころのケア、発達障害、アルコール依存症、薬物依存、認知症など
・K-CARP(ケーカープ):“Karakoro – Community based Alcoholic Resilience Program” の略で、地域にお住まいの方を対象に、お酒についての知識を深め、正しいお酒の飲み方や節酒・断酒のためのヒントを得るとともに、集まる方々の仲間作りを目標として作られたプログラムです。
・おじころ:登録型の男性限定サロンです。料理づくりや将棋、麻雀、スポーツなどゲームを楽しみながら、こころやからだに関しての相談ができる場所作りをめざしています。からころステーションは、「おじさんたち」を応援しています!
・KARANO(カラーノ):普段ひきこもりがちな若者と集い、様々なスポーツを通して活動と交流のきっかけづくりを目指すプログラムです。主にチームスポーツを行いながら、社会とのつながりと若者の居場所づくりをお手伝いしています。
宮城県内外の精神診療所の医師や、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、社会福祉士、作業療法士、ケースワーカーなどが集まり、活動をしています。
からころステーション相談員にお気軽にお声かけください。
電話・来所・家庭訪問など、相談しやすい場所でお話を伺います。